課題名 | 森林の微気象形成機構の解明(849) |
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課題番号 | 747 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
九州・防災研 |
研究期間 | 継5~10~(15) |
年度 | 2000 |
摘要 | 温暖多雨地域の山地森林流域での気象環境形成作用の解明を目的として、1991年から鹿北流域試験地で水文・微気象観測を行っている。当年度は2号流域に新たに建設した大型気象観測塔に設置した気象測定機器について、基礎的なデータ処理・解析の枠組みを設定した。放射量については、熱収支式に基づく補正を行い、当年度の正味放射・日射量の月平均値を算出した。乱流変動量に関しては、超音波風速温度計から得たデータに対し、新たに提案した風速補正式を用いて顕熱フラックスH及び運動量フラックスτの算出を行った。この風速補正式を用いた場合、特にτでは算出値が大きく変化する場合があるが、概してその影響は小さいことが判明した。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 経営管理 |