課題名 | CO2等環境制御による新カンキツの施設栽培技術の開発(112) |
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課題番号 | 101 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
カンキツ・栽培生理研 |
研究期間 | 完7~11 |
年度 | 2000 |
摘要 | 結実後に樹勢が弱りやすい特徴を持つカンキツ品種‘不知火’においてCO2施肥の有効性を検討した。発芽から着果・結実の期間にあたる春季のCO2施肥により新梢の成長が促進し、生理落果が抑制され、秋季のCO2施肥により成熟期の果実糖度が上昇した。CO2施肥は樹の成長中の各器官への同化産物供給を向上し、春季の施用は樹勢強化に、秋季の施用は果実品質向上に効果があることが示された。 13CでラベルしたCO2を施用し各器官への物質分配率を調査した結果、‘不知火’は‘青島温州’に較べ着果負担による影響に敏感であり、着果負担が過多となった場合に細根の生長が物質分配の側面から著しく制限される可能性が示唆された。 |
カテゴリ | 環境制御 施設栽培 施肥 品種 その他のかんきつ |