カンキツ果実における有機酸代謝の調節機構(148)

課題名 カンキツ果実における有機酸代謝の調節機構(148)
課題番号 138
研究機関名 果樹試験場
研究分担 カンキツ・形質発現研
研究期間 継10~12
年度 2000
摘要 ナツダイダイ果実では、ヒ酸鉛処理によってcitrate synthase (CS)及びNAD-isocitrate dehydrogenase (NAD-IDH)活性が増大し、TCAサイクルの回転促進に伴って基質消費量が増大するが、補充反応による基質補充量は変化しないために、酸の蓄積が抑制されることが明らかとなった。CS及びNAD-IDHのcDNA断片を得て、それらをプローブとしたノーザンブロット分析を行ったところ、ヒ酸鉛処理直後のCSについて無処理区よりも発現レベルが高まることが明らかとなったが、それ以外には差が認められず、ヒ酸鉛によるCS及びNAD-IDHの活性化は、遺伝子の発現レベルでの調節によるものではないと推定された。
カテゴリ その他のかんきつ

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる