品質劣化の水分生理と老化誘導機構の解明(156)

課題名 品質劣化の水分生理と老化誘導機構の解明(156)
課題番号 148
研究機関名 果樹試験場
研究分担 カキブドウ・栽培生理研
研究期間 継11~13
年度 2000
摘要 貯蔵中(20℃)のカキ‘富有’およびブドウ‘ピオーネ’の果実中水分の状態と品質並びに果肉の細胞壁組成の関係を検討した。カキ‘富有’では、水分減少率6%付近で果肉の膨圧の増加および軟化の発生が起こると考えられ、軟化は水分減少に伴うヘミセルロース中のキシログルカン量の減少により引き起こされることが明らかになった。ブドウ‘ピオーネ’では、水分減少率2%で細胞壁中のキシログルカンの分解が起り、また水分減少率3%以上でエチレン生成が認められたことから、水分減少率2~3%付近で品質に影響を及ぼす生理的な変化が起こっていると推定された。
カテゴリ かき ぶどう

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