カンキツかいよう病細菌のファージ利用による敏速簡易検出法の開発(201)

課題名 カンキツかいよう病細菌のファージ利用による敏速簡易検出法の開発(201)
課題番号 193
研究機関名 果樹試験場
研究分担 カンキツ・病害研
研究期間 継10~12
年度 2000
摘要 カンキツかいよう病菌ファージCp1及びCp2検出用プライマーセットを用いたPCRにより、秋雨期に熊本県のカンキツかいよう病無病園、カンキツ部(口之津)のウンシュウ園及び川野ナツダイダイ園に植栽されている樹の葉面に付着した雨水からのファージ検出を試みた。その結果、川野ナツダイダイ園からのみCp1のDNA断片が増幅された。また、早春に露地栽培のネーブル樹上の雨水から本PCR法を用いてファージの存在を調べた結果、2月26日及び3月10日にCp1の放出が確認された。Cp1が確認された雨水からはカンキツかいよう病菌を既存のPCRによる直接検出法では確認できなかったため、PCRによるファージ検出法は本細菌を直接検出する既存法よりも早期に本細菌の活動を推察することができると考えられた。
カテゴリ 病害虫 害虫 ネーブル 防除 その他のかんきつ

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