課題名 | チャバネアオカメムシの動態解析(210) |
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課題番号 | 202 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
保護・虫害研 |
研究期間 | 継11~16 |
年度 | 2000 |
摘要 | チャバネアオカメムシの果樹園への侵入機構を解明するために,野外における個体数の変動を調査した。1998年冬から1999年春にかけての越冬成虫密度は調査単位あたり0.43頭で,平年並みであった。予察灯による越冬世代成虫の誘殺数は5月上旬にピークとなり,例年より半月以上早かった。また新成虫は7月下旬に多発し,9月上旬から中旬にかけても増加した。3回目のピークは,台風等の強風により繁殖地を離脱した個体が増加したことに起因すると考えられた。合成集合フェロモンの誘殺数は,予察灯と同様に3つのピークがあったが,7月下旬~8月中旬は不鮮明であった。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 カメムシ 繁殖性改善 フェロモン 防除 予察技術 |