課題名 | ブドウウイルス弱毒系統の探索・作出と干渉効果判定法の開発(228) |
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課題番号 | 219 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
カキブドウ・病害研 |
研究期間 | 継9~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 選抜したgrapevine virus A (GVA)弱毒候補株2株を一次ウイルスとして、テレキ5BB苗に接種し、1か月後に強毒株を二次ウイルスとして接種(1か月後に接種源除去)する干渉効果試験を開始した。二次ウイルス接種4か月後に葉柄を採取し、ELISA法によりウイルス濃度を比較した結果、一次接種のみの区と二次接種を行った区との間でのELISA値にほとんど差が認められなかった。干渉効果の判定には引き続きウイルス濃度の比較及び病徴観察が必要である。ウイルス抗体作製に用いる抗原を調製するため、大腸菌を使用してコートタンパク質(CP)の発現をはかったところ、GVA・CPの発現は良好であったが、GVB・CPは発現量が低く、今後誘導条件等の検討が必要である。 |
カテゴリ | 病害虫 生物的防除 ぶどう 防除 |