課題名 | 果実腐敗防止技術の開発(230) |
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課題番号 | 220 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
保護・病原機能研 |
研究期間 | 継11~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 生物防除資材を開発するため、Bacillus subtilis 119株から灰色かび病菌に対して強い拮抗能を有する3株を選抜した。この3菌株の拮抗能をさらに増強するため、ストレプトマイシン耐性菌を作出し、親株より強い拮抗能を有する変異株8株を得た。この8株は各種果実の腐敗を起こす13種の病原糸状菌に対して強い拮抗作用を示し、8株のうちの3株をオウトウ及びブドウの果実に浸漬処理して、室温、冷蔵庫(約5℃)及び冷温高湿庫(0~0.5℃)で貯蔵したところ腐敗防止効果が認められた。果実腐敗を起こす4種の病原糸状菌の生育に及ぼすオゾン・負イオン処理の影響は、無処理に比べて菌糸の生育を抑制したが、死滅までに至らなかったことから静菌作用であった。 |
カテゴリ | 病害虫 おうとう 生物的防除 耐性菌 ぶどう 防除 |