課題名 | ハダニ防除における土着天敵の有効利用(239) |
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課題番号 | 228 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
保護・虫害研 |
研究期間 | 継8~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | ナシ園に発生するハダニ類(ナミハダニ,オウトウハダニ,クワオオハダニ)の卵および若虫に対する天敵昆虫(キアシクロヒメテントウ,ヒメハダニカブリケシハネカクシ)の選好性を検討した。また,ナシ圃場におけるミカンハダニの発生消長と卵死亡率の関係を調査した。2種の天敵昆虫とも,オウトウハダニの卵を多く捕食する傾向があった。しかし,若虫については,ケシハネカクシで餌種間に選好性の差がなかったのに対し,ヒメテントウではオウトウハダニを有意に捕食しなかった。また,野外のミカンハダニ密度は,低密度期の卵死亡率が低い年にピーク密度が高くなる傾向にあった。 |
カテゴリ | 病害虫 おうとう 生物的防除 土着天敵 防除 |