土着天敵群を用いたハダニ類、鱗翅目類等害虫の防除を核とした総合防除技術の確立(240)

課題名 土着天敵群を用いたハダニ類、鱗翅目類等害虫の防除を核とした総合防除技術の確立(240)
課題番号 229
研究機関名 果樹試験場
研究分担 保護・虫害研
研究期間 継11~15
年度 2000
摘要 防除強度の異なるナシ園において,主要害虫の一つであるハダニ類の発生動向とそれに対する天敵類の反応を調査した。また,各種ハダニを餌としたときの天敵類の産卵数を実験的に解析した。殺虫剤を用いない園ではオウトウハダニやミカンハダニが優占し,慣行防除園ではナミハダニが優占した。一方,天敵昆虫類および天敵カブリダニ類の種構成も防除強度の違いに伴って全く異なった。ただし,この変異が餌種であるハダニの種構成の違いに起因するのか,あるいはハダニの密度に対応した結果なのかは判然としなかった。また,産卵数の変化から,キアシクロヒメテントウにとって,オウトウハダニが質的によい餌であると考えられた。
カテゴリ 病害虫 おうとう 害虫 生物的防除 総合防除技術 土着天敵 防除

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