課題名 | リンゴ害虫の天敵微生物の探索(244) |
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課題番号 | 236 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
リンゴ・虫害研 |
研究期間 | 継7~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | リンゴ園における昆虫病原糸状菌の発生消長を調査した。4月から10月にかけて採集された糸状菌による病死虫数は約2700頭で、16種の糸状菌が分離同定された。これは過去4年間と比較して、採集数、菌種数とも多い年であった。また採集数がピークとなったのは8月で、過去の消長とは異なっていた。発生消長は各年の気温、降水量及び下草管理に大きく影響されていると考えられた。新たに分離された菌を含めてミダレカクモンハマキ、アブラムシ類、ハダニ類に対する病原力の検定を行った。その結果、ハマキムシには赤きょう病菌、アブラムシ類にVerticillium lecanii、ハダニ類にはHirsutella thompsoniiが最も病原力が強いことが明らかとなった。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 生物的防除 りんご |