課題名 | 花芽形態形成遺伝子を用いた早期花成誘導技術の開発(276) |
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課題番号 | 272 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
リンゴ・育種研 |
研究期間 | 継9~16 |
年度 | 2000 |
摘要 | リンゴの交雑育種においては、播種から開花・結実までに7~8年を要し、これが育種推進の障害のひとつとなっている。そこで、リンゴ花芽形成遺伝子の解析、単離並びにその操作によって、早期花成誘導技術の開発を行う。平成11年度は花芽形成を抑制する遺伝子であるアラビドプシスTFL1に相同のMdTFL1の部分断片を単離し、発現解析を試みた。MdTFL1の発現は7月上旬がピークで12月まで徐々に減少した。また、MdTFL1は萼と成葉に強い発現がみられ、生殖器官と栄養器官にともに発現していることが明らかになった。成果の一部は園芸学会及び国際植物学会で発表した。 |
カテゴリ | 育種 播種 りんご |