課題名 | 花芽形成遺伝子導入による早期開花性素材の開発 |
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課題番号 | 127 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
リンゴ・栽培生理研 リンゴ・育種研 |
研究期間 | 継11~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | リンゴは開花に長い年数を要するため、育種や生産上の障害になっている。そこで、モデル植物アラビドプシスなどで明らかになっている花芽形成に関与する遺伝子のホモログをリンゴで同定単離し、機能解明を行うとともに遺伝し導入により、早期花成素材の開発を試みた。アラビドプシスの花芽形成遺伝子LEAFY, APETALA1, これらの発現を抑制するTFL1のリンゴでのホモログをRT-PCR法で単離した。それぞれAFL1とAFL2, MdAP1, MdTFL1と名付けた。これらの遺伝子は花芽分化時に発現し、アラビドプシスと同様な発現を示した。しかし、LEAFYのホモログがリンゴでは2種(AFL1, 2)存在し、発現組織が異なることから機能の相違も示唆される結果となった。 |
カテゴリ | 育種 りんご |