課題名 | センダン科樹種害虫の生態と防除(77) |
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課題番号 | 80 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター |
研究分担 |
林業・(主研) |
研究期間 | 完7~10~(11) |
年度 | 2000 |
摘要 | マレイシア国サバ州ルアソンで、難防除害虫のマホガニーマダラメイガの防除を試みた。同地では南米で激害のあるCedrela odorataは無被害であり、アフリカで激害のあるKhaya ivorensisは経済的に許容できる軽微な被害を受けるのみで、この両樹種の植栽は推奨できる。忌避成分をもつAzadirachta属樹種とマホガニーの混植試験ではマホガニーに多くの被害が発生した。アフリカ産の同種メイガより同定されているフェロモン物質合成品には野外の雄成虫は誘引されず、交信撹乱法による防除試験も行なったが効果はなかった。マホガニーをアカシアの物理的障壁で囲んだ防除試験造林地では被害はないか非常に遅く、防除法として有効性が認められた。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 フェロモン 防除 |