環境ストレス下における作物の形態形成に関する研究(135)

課題名 環境ストレス下における作物の形態形成に関する研究(135)
課題番号 141
研究機関名 国際農林水産業研究センター
研究分担 沖縄・作物栽培研
研究期間 継10~12
年度 2000
摘要 高温ストレス下で、雄性生殖器官に生じる形態異常に関する研究を行った。サヤインゲンでは高温条件下において、四分子期までは葯組織に異常が見られなかった。一核花粉は正常に観察されたが、タペート細胞では、小胞体が環状になるなどの形態異常が観察された。その後、花粉自体も内部構造が異常となり、正常な二核期以降の花粉が観察されることは少なかった。その後、花粉は退化し、不稔花粉となった。以上の結果から、開花前10日頃の高温によりタペート細胞が障害を受け、小胞子の発達に影響を与えると考えられた。開花直前には葯壁にも形態異常が観察された。
カテゴリ さやいんげん

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