課題名 | 耐塩性作物育成技術の開発(165) |
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課題番号 | 166 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター |
研究分担 |
沖縄・国際共同 |
研究期間 | 継4~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 10年度にクロ-ニングした海産藻類Heterosigma akashiwoの耐塩性関連遺伝子HANA(Na+-ATPase全長cDNA)の、構造特性及びタンパク質発現等の解析を行った。HANAタンパクは、P-type ATPaseに属する1330アミノ酸からなる推定分子量146kDaの膜タンパクで、10の膜貫通領域を持つと考えられる。7番目と8番目の膜貫通領域の間に285アミノ酸の長い親水性部位を持つことが大きな特徴となっているが、アミノ酸全体では動物のNa+/K+-ATPaseと40 %以上の相同性を示した。培地の塩濃度を変化させても遺伝子、タンパク質の発現量は共にほとんど変化は見られなかった。 |
カテゴリ | 育種 |