東北タイの農業生態系における養分循環に関する調査研究(202)

課題名 東北タイの農業生態系における養分循環に関する調査研究(202)
課題番号 204
研究機関名 国際農林水産業研究センター
研究分担 環境資源・(主研)
環境資源
生産利用・(主研)
研究期間 継8~12
年度 2000
摘要 東北タイは低肥沃な土壌が広がっているが、そこで主に栽培されている畑作物にキャッサバとサトウキビがある。これらの作物の養分収支をライシメータを用いて測定した結果、キャッサバでは化学肥料施用量に対する養分吸収量の割合が窒素で40~70%、リンで20~25%、カリで100~200%であり、サトウキビでは窒素で120%、リンで60%、カリで400%であった。サトウキビは無施用区でも雨で供給された窒素の5倍弱の窒素を吸収しており、窒素固定が機能したものと考える。低肥沃な土壌を改善するため、有機物施用が勧められているが、トウモロコシ茎葉、マメ科茎葉、牛糞の分解における炭素、窒素の変化を調べたところ、茎葉は素早く分解され、土壌肥沃度の改善にはあまり寄与しないが、牛糞は炭素、窒素ともに維持され、土壌肥沃度を高める有機物であると評価された。
カテゴリ 肥料 病害虫 さとうきび とうもろこし 農薬

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