課題名 | 牧草と飼料木の混生による多機能草地の開発(8) |
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課題番号 | 7 |
研究機関名 |
草地試験場 |
研究分担 |
草地基盤・飼料基盤研 |
研究期間 | 継9~14 |
年度 | 2000 |
摘要 | 草地にクワ等の飼料木を導入することにより生産性の向上、季節生産性の平準化、ふん尿投入許容量の増大、土地の空間的・立体的有効利用、エロージョンの防止等の従来にない新しい機能を持つ牧養力の高い草地を開発する。11年度は牧草-クワ混生草地の生産性、放牧牛によるクワの採食性および放牧によるクワの枯死率について検討した。牧草-クワ混生区は、牧草のみの区に比べて年間の生産量では約57%(P<0.01)、寒地型牧草の生産が低下する8月の生産量では約46%(P<0.05)それぞれ多く、生産量の増加および季節生産性の平準化が期待できた。クワの採食性は、極めて良好であった。11年度も放牧によるクワの損傷がひどく、枯死する個体が目立ったが、その対策として電牧で囲ったクワはすべての個体が生存した。 |
カテゴリ | 寒地 飼料作物 |