課題名 | 多窒素条件における飼料作物の硝酸態窒素蓄積の草種・品種間差(76) |
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課題番号 | 72 |
研究機関名 |
草地試験場 |
研究分担 |
育種・(上席) |
研究期間 | 完7~10~(11) |
年度 | 2000 |
摘要 | 草地試で育成したとうもろこしのF1系統とその親系統を材料とし、硝酸態窒素蓄積の関係について雌穂着位節以下の茎の硝酸態窒素含量を指標として調べた。硝酸態窒素含量は遺伝的な特性であるが個体間差、栽培条件等による変異も大きかった。特に高い硝酸態窒素含量を示す親系統が1系統あったが、それを片親に持つF1は極めて高い硝酸態窒素含量を示した。また、両親の硝酸態窒素含量が低い場合、そのF1の硝酸態窒素含量は概して低かったが、少数であるが極めて高い硝酸態窒素含量を示すものも見られた。供試系統数が限られた条件ではあるが、茎の硝酸態窒素含量の低い親系統を用いることにより低硝酸含量のF1品種の作出が可能と考えられた。 |
カテゴリ | 育種 栽培条件 飼料作物 とうもろこし 品種 |