課題名 | 体温等の生理指標を用いた放牧牛の暑熱耐性の評価(194) |
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課題番号 | 166 |
研究機関名 |
草地試験場 |
研究分担 |
放牧利用・放牧飼養研 |
研究期間 | 継11~14 |
年度 | 2000 |
摘要 | ホルスタイン種雌子牛に赤外線照射を行い、心拍数、呼吸数、熱産生量、膣温、皮膚表面温の変化について検討した。心拍数、熱産生量、膣温は赤外線を照射しても変化しなかったが、呼吸数は若干増加した。背部の皮膚表面温度は、赤外線照射により著しく上昇した後、2℃前後の範囲で変動したのに対し、肩、上腕部、管部はわずかに、かつゆるやかに上昇した。同一個体の背部の毛色が白色と黒色の部位で比較すると、多くの個体では黒色部の方が白色部よりも赤外線照射中の温度が高い傾向を示し、平均値の差に有意性が認められた。耐暑性判断の生理指標としては呼吸数と皮膚表面温度が重要と考えられた。 |
カテゴリ | 管理技術 耐暑性 放牧技術 |