課題名 | 微量金属元素の移動分布に対する土壌生成作用の影響解明(4) |
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課題番号 | 1 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
研究分担 |
環境資源・土壌分類研 |
研究期間 | 継11~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 微量金属元素の土壌断面内移動分布に対する土壌生成作用の影響を解明するため、対象地域を茨城県新治郡八郷町の帆崎川流域とし、低地(水田)、台地、山地の標準断面土壌を層位別に採取し、Cd、Cu、Pb、Zn含量の変化を調べた。採取した土壌をフッ化水素酸分解法により溶解させ、重金属濃度をICP発光分析、ICP質量分析により分析した。黒ボク土では、土壌深度とともに重金属濃度が減少する傾向がみられ、グライ低地土では下層で濃度の上昇がみられた。Cd、Cu、Zn含量はリン酸吸収係数、CECの増加とともに増加する傾向を認めた。この分析値を対象地域の土壌類型図に適用し、表層土壌の重金属濃度分布図を作成した。 |
カテゴリ | 水田 |