課題名 | ミカンキジラミの寄生性天敵の探索(13) |
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課題番号 | 11 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
研究分担 |
環境生物・昆虫分類研 (国際セ・沖縄) |
研究期間 | 継11~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 熱帯・亜熱帯地域におけるカンキツ類の最重要病害であるカンキツグリーニング病は近年我が国の南西諸島に侵入し、1994年には沖縄本島でも発生が確認された。本病害の蔓延を阻止するためには媒介虫であるミカンキジラミの防除技術を早急に確立する必要がある。本課題では生物的防除素材解明の一環として、我国におけるミカンキジラミの土着寄生蜂相及び二次寄生蜂相の解明を行う。11年度は沖縄本島及び宮古島、石垣島で採集された寄生蜂を同定した結果、トビコバチ科の1種(未同定)及びヒメコバチ科のTamarixia radiataを確認した。後者はミカンキジラミの天敵として台湾に導入された寄生蜂である。今の所、二次寄生蜂は発見されていない。 |
カテゴリ | 病害虫 亜熱帯 生物的防除 防除 その他のかんきつ |