水稲作における農薬利用に伴う環境影響評価(137)

課題名 水稲作における農薬利用に伴う環境影響評価(137)
課題番号 122
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 資材動態・農薬管理研
資材動態・(科長)
研究期間 完10~(11)~11
年度 2000
摘要 水田農業を対象としたLCA手法の全作業工程を通じたインベントリー評価を行なう上で、大きな環境負荷要因とされる農薬の評価は不可欠なものである。LCA手法開発の一環として、茨城県南部地域における稚苗移植栽培と耕起湿田直播栽培を対象として、標準的な農薬使用量、購入価格等をアンケート調査した。防除作業によって発生する農薬の環境負荷量を当研究室で開発した数理モデル(PADDY)を用いて計算し両栽培体系別に推計した。また、農薬の使用に伴う二酸化炭素誘発排出量をLCA用二酸化炭素・熱量排出基準(平成7年購入者価格基準)に基づいて計算を行った。耕起湿田直播栽培体系での施用農薬の有効成分量、資材購入経費、誘発二酸化炭素排出量は、稚苗移植栽培に比較してそれぞれ1.6倍、2.23倍、2.33倍であった。逆に農薬有効成分流出負荷量は、稚苗移植栽培体系の方が505.4gと耕起湿田直播栽培体系475.2gに比較して大きかった。このことは、圃場条件、農薬の施用方法や水管理方法に起因するものではなく栽培体系に基づく農薬の種類に起因するものであった。大規模化、省力化の面で直播栽培が検討されているが、農薬に関する限り直播栽培の場合に、単位面積当たりの投入資材量、誘発二酸化炭素発生量が大きく増加することを明らかにした。
カテゴリ 肥料 病害虫 栽培体系 直播栽培 省力化 水田 水稲 大規模化 農薬 防除 水管理

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