安定同位体トレーサー法による重金属の作物への吸収・蓄積過程の解明(145)

課題名 安定同位体トレーサー法による重金属の作物への吸収・蓄積過程の解明(145)
課題番号 134
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 資材動態・微量要素研
研究期間 継11~13
年度 2000
摘要 1)ダイズのCd・Tl吸収に及ぼす苦土石灰、Mn、Mn+K、ホウ素添加の影響について調べた。その結果、苦土石灰またはホウ素添加による子実中Cd濃度の減少効果を認めた。また、B 0.25 ppm添加処理により、子実中Tl含量は対照区に比べ36%減少し、子実収量は28%増収した。2)作物によるタリウム吸収量は、畑状態で高く、湛水状態で極めて低かった。3)113Cd安定同位体トレーサーを用いて時期別(開花始め、莢伸長期前半、莢伸長期後半、子実肥大期)に土壌へ投与し、吸収した113Cdの収穫期におけるダイズ中の濃度を調べた。その結果、添加Cdのダイズ地上部への移行性は、莢伸長期前半までは高く、莢伸長期後半以降では顕著に低下した。
カテゴリ 肥料 病害虫 大豆 農薬

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