地球温暖化による自然・社会システムの脆弱性の評価に関する研究-農業生態系の脆弱性に関する研究(167)

課題名 地球温暖化による自然・社会システムの脆弱性の評価に関する研究-農業生態系の脆弱性に関する研究(167)
課題番号 149
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 企画調整・地球チーム
環境生物・個体群研
環境資源・気候資源研
環境資源・大気生態研
研究期間 継11~13
年度 2000
摘要 従来の研究により、国内では害虫の世代交代数の増加や水稲の生産力の変化、また積雪量の減少が考えられた。そこで、これら温暖化による負の影響を予測するため、10年度までに作成した気候変化メッシュデータ(日本)を利用し、2060年ころの気候シナリオ条件による温暖化影響予測を行った。その結果、ニカメイガの世代数が現在3世代以上の交代が発生しない日本北部で発生が起こること、現在の水稲生産量を維持するには東北や北海道で栽培期間の前進、近畿以西で遅れが予測された。また、北海道と本州山岳地域で最深積雪量が減少し、灌漑用水の利用に制限が加わる可能性が指摘された。
カテゴリ 害虫 水稲 ニカメイガ

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