CH4、N2Oの吸収・発生等の環境影響評価(173)

課題名 CH4、N2Oの吸収・発生等の環境影響評価(173)
課題番号 156
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 環境管理・影響調査研
(農研セ)
(岡山県農業総合センター)
研究期間 完10~(11)~14(11)
年度 2000
摘要 水稲栽培体系の違いが温室効果ガスの発生量に与える影響を明らかにすることを目的として、10年5月から、岡山県農業総合センターの不耕起直播、耕起直播、及び耕起移植栽培の圃場で、亜酸化窒素(N2O)のフラックスをメタン(CH4)と同時に測定中である。施肥は、10年はLPE80を直播区および移植区へそれぞれ9.7gN m-2施用した。これらの圃場におけるCH4とN2Oのフラックスの季節変化を把握し、さらに年間発生量を地球温暖化ポテンシャル(GWP)を用いて二酸化炭素(CO2)に等価な年間発生量に換算して、定量比較を行った。10年度の直播区では、施肥から入水までの約1ヶ月間に最大500μgNm-2h-1に達するN2Oの大きなフラックスが見られたが、入水後はN2Oの発生がとまるとともにCH4が発生し始めた。これから、N2OとCH4の発生はトレードオフの関係にあることが確認された。一方、移植区では湛水状態での施肥後にN2Oの発生はほとんどみられなかった。測定を開始した10年5月下旬からの1年間におけるN2Oの発生量は、直播区が移植区の約5.6倍であった。しかし、CH4発生量は移植区が直播区よりも多かった。これら2つのガスの発生量を、GWPを用いてCO2等価発生量に換算して定量比較した結果、不耕起直播区では、N2OはCH4の約13%に達したが、耕起移植区では数%と小さかった。
カテゴリ 栽培体系 水稲 施肥

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