課題名 | 衛星搭載次世代SARの陸域観測仕様の開発(190) |
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課題番号 | 172 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
研究分担 |
環境管理・(計測上席) |
研究期間 | 継10~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 通信総合研究所と宇宙開発事業団が共同作成したXおよびLバンド航空機合成開口レーダ(SAR)により、岡山県児島湾の水田観測を1999年7月20日に実施した。このとき、稲の草丈は20~40cmに成長していた。このため、稲作付け水田において、波長の短いXバンドでは、イネのバイオマスにより後方散乱強度が高くなった。Xバンドで後方散乱強度が低い水田地域は休耕田または転換畑で作物が小さい場所であった。Lバンドの画像は、稲のバイオマスを透過して水面で鏡面反射を起こし前方に進み低い後方散乱強度となる。LバンドのSARはある程度の植生は透過可能という利点を持っているため、水田観測に有効であると考えられた。 |
カテゴリ | 管理技術 水田 |