課題名 | 大気-生物間の気象的相互作用のモデル化と総合化(228) |
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課題番号 | 218 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
研究分担 |
環境資源・大気生態研 環境生物・植生生態研 (山形県衛生研究所) |
研究期間 | 継11~16 |
年度 | 2000 |
摘要 | 遺伝子組み換え技術を用いて作られた作物の安全性や環境への影響を評価するために、トウモロコシ花粉の飛散数や落下数を実際の圃場で観測し、落下数の推定手法を検討した。風向と風速等を変数とする統計的なモデルを開発した。単純なモデルでありながら、観測された落下数の変動の約9割を説明できた。畑からの風下側距離に伴う落下数の減衰パターンは、日によらずほぼ一定であった。花粉が毎日放出される条件で開花期間が推移した場合において、花粉落下数が5000個/cm2以上でなければ汚染が問題とならないのなら10m離れれば安全であること、花粉落下数が1000個/cm2以上でなければ問題とならないのなら30m離れれば安全であること等が明らかになった。 |
カテゴリ | 管理技術 とうもろこし 評価法 |