課題名 | 湿地生態系における温室効果気体の収支の評価 |
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課題番号 | 166 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
研究分担 |
環境管理・(科長) 企画調整・地球チーム 環境管理・環境立地研 環境管理・影響調査研 環境資源・気候資源研 環境資源・気象特性研 |
研究期間 | 単11 |
年度 | 2000 |
摘要 | 自然湿地、ハス田で、温室効果気体の吸収・放出を観測し、これを基に、湿地生態系(自然湿地、ハス田)について、日平均気温を変数とする発生量推定モデルを作成した。また、わが国の湿地の分布・面積・タイプについてのデータベース及び分布図を作成し、湿地生態系からのメタン発生量を試算した。その発生量は、ハス田、低層湿地、高層湿地の順に多く、ハス田からの年間発生量は水田の平均値19.0g/m2に比べ3.85倍、高層湿地は0.85倍、低層湿地は1.72倍となった。わが国全体の湿地生態系からのメタン発生量は、湿地から12.95Gg/y、ハス田から3.60Gg/yで合計は16.55Gg/yとなり、水田からの発生量388Gg/yの4.2%であった。 |
カテゴリ | 水田 データベース |