除草剤連用に伴う水田生態系雑草の遺伝的多様性攪乱機構の解明

課題名 除草剤連用に伴う水田生態系雑草の遺伝的多様性攪乱機構の解明
課題番号 110
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 環境生物・(科長)
環境生物・植生生態研
環境生物・保全植生研
環境生物・他感物質研
資材動態・除草動態研
環境生物・昆虫分類研
研究期間 単11
年度 2000
摘要 水田除草剤スルホニルウレア(SU)系除草剤抵抗性をもつ雑草の生物型が近年、9種11亜種、出現し、水田雑草管理上、大きな問題になっている。そこで、アゼトウガラシの抵抗性生物型の発現機構を解析した。(1)アゼトウガラシの除草剤抵抗性生物型は3府県のそれそれ1町村でしか出現していないが、DNAマーカーを解析から3府県において同時多発したものと推測された。(2)本種の花形、蜜量、昆虫の訪花頻度等から推定して、本種は他殖性が高く、その訪花昆虫としてはフタモンカタコバチが多かった。(3)特定の部位のアミノ酸の突然変異で効果が消失するアセト乳酸合成阻害型除草剤なかで、その作用点とDNAの関係が明確でない除草剤は抵抗性生物型の出現が遅れる傾向にあった。
カテゴリ 病害虫 雑草 除草剤 水田 DNAマーカー 抵抗性 とうがらし 農薬

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