中山間地牧野における牛の寄生虫感染動態の解明(155)

課題名 中山間地牧野における牛の寄生虫感染動態の解明(155)
課題番号 173
研究機関名 家畜衛生試験場
研究分担 総合診断・放牧病研
研究期間 継11~13
年度 2000
摘要 親子放牧を行っているA牧場において放牧牛31頭から糞便、血液を5月から9月まで採取し、糞便内寄生虫数及び血清ペプシノゲン濃度を測定した。その結果、入牧時に子牛の約半数に乳頭糞線虫の寄生がみられ、出生後牛舎内で感染したものと考えられた。子牛では入牧後7月から9月にかけて糞便内虫卵数が増加した。親牛は放牧期間中低い線虫卵数であった。血清ペプシノゲン濃度は親子牛ともに入牧後次第に増加した。親子牛とも放牧期間を通してコクシジウムが高率に検出された。他の内部寄生虫は検出されなかった。気温上昇とともに牧野の線虫の活動が活発となること、親牛では感染した線虫の多くが発育停止幼虫となることが示唆された。
カテゴリ 病害虫 中山間地域 防除 予察技術

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