牛肝臓における脂質代謝の特性の解明(204)

課題名 牛肝臓における脂質代謝の特性の解明(204)
課題番号 218
研究機関名 家畜衛生試験場
研究分担 総合診断・生化診断研
研究期間 継10~12
年度 2000
摘要 肝細胞内に蓄積したトリグリセリド(TG)除去におけるApoBの役割とその変動要因を明らかにした。(1) 肝細胞を3H-オレイン酸を含む培地で24時間培養して3H-TGを蓄積させ、次にオレイン酸不含培養液に交換して24時間培養すると、細胞内3H-TGは約50%減少した。培養液中のApoB、3H-TGはともに上昇したが、培養液中の3H-TG増加量は細胞内3H-TG減少量の0.75-2.24%にとどまった。細胞内TG減少にはApoB-TGよりも脂肪酸酸化の方がより大きく関わるものと考えられた。(2) カルニチン添加により、肝細胞内TG蓄積は減少した。これは同時に培養液中のケトン体著しい増加を伴っており、脂肪酸酸化が亢進したためと考えられた。反対にプロピオン酸添加により培養液中のケトン体は減少し、細胞内TG蓄積は増加した。(3) ApoB分泌量と細胞内TG蓄積量の関係を見ると、カルニチン、プロピオン酸添加の有無に関わりなく、蓄積TGが低濃度(<50mg/well)の場合、TG量の増加に伴ってApoB分泌は促進され、蓄積TGが高濃度(>50mg/well)では、TG量の増加に伴ってApoB分泌は低下した。以上の結果から、肝細胞によるApoB 分泌は肝細胞に蓄積されたTG量に依存すると考えられる。
カテゴリ 病害虫 防除

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる