糖輸送タンパク質遺伝子の構造・機能解析と発現調節機構の解明(127)

課題名 糖輸送タンパク質遺伝子の構造・機能解析と発現調節機構の解明(127)
課題番号 111
研究機関名 畜産試験場
研究分担 栄養・栄養配分研
研究期間 継6~12
年度 2000
摘要 ヒトやげっ歯類などでは胎仔期にもっとも大きな役割を果たしているとされているGLUT1は、ウシ心筋においても胎齢2カ月ではすでに高レベルで発現しており、3ヶ月齢でもっとも発現量が大きかった。腎周囲脂肪組織では胎齢が進むに従って上昇していくことがわかった。インスリン感受性のGLUT4は心筋でも2カ月齢には発現しているが、5-8カ月目にかけて発現レベルが大きく上昇していくことがわかった。脂肪組織においては5カ月目にようやく発現してくることがわかった。解糖系のピルビン酸生成量と密接に関連するLDHは胎齢3ヶ月齢から徐々に活性が高まり、クエン酸回路の律速酵素の1つであるICDHは遅れて胎齢8カ月から活性があがり、生後さらに大きく上昇し、クエン酸回路の初発酵素のCSは生後に活性が上昇することが明らかとなり、これらの酵素は活性の上昇の時期が異なっていることがわかった。
カテゴリ 輸送

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