肉牛肥育における飼料エネルギーの利用特性と内分泌系による制御機構の解明(136)

課題名 肉牛肥育における飼料エネルギーの利用特性と内分泌系による制御機構の解明(136)
課題番号 119
研究機関名 畜産試験場
研究分担 栄養・栄養配分研
研究期間 完7~11
年度 2000
摘要 肉用牛飼養においてビタミンAの適切な管理による肉質制御がきわめて重要な研究課題となっている。ビタミンAの最少必要量(臨床的欠乏にならない)と保健量(潜在的欠乏にならない)をもとめ、肉質を重視する場合と肉量を重視する場合のビタミンAの給与量を提示した。 (1)16ヶ月齢の血漿中ビタミンAが80IU/dl以下の牛のBMS(脂肪交雑)は6以上である可能性が高く、80IU/dl以上である牛のBMSは低いと考えられる。この時期のビタミンAが80IU/dl以上の場合、肉質をめざすよりは枝肉重量の増加を考えて、ビタミンA給与量をとくに制限しないほうがよい。 (2)濃厚飼料(トウモロコシ15%配合)と稲ワラで肥育した牛に、体重1kgあたり20IUのビタミンAの給与量では血漿中ビタミンA濃度は上昇せず、ビタミンA欠乏症になる可能性があった。
カテゴリ 管理技術 とうもろこし 肉牛

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