課題名 | 既往の家畜排泄物処理利用システムの評価-養鶏における処理・利用方式の評価(196) |
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課題番号 | 186 |
研究機関名 |
畜産試験場 |
研究分担 |
飼養環境・(上席) 飼養環境・汚染浄化研 |
研究期間 | 完9~11 |
年度 | 2000 |
摘要 | 採卵鶏経営とブロイラー経営に分け、既存の文献で現状を検討、問題点を整理した。また、中・四国、北九州方面の採卵鶏経営を対象にアンケートを行った。これらを基に、総合的な環境保全の観点から既存技術を評価し、養鶏経営の環境面での改善方向を提示した。すなわち、畜舎では臭気、粉塵とハエ対策が重要で、無窓化を進め、高床式から自動搬出へ切替える。鶏ふんは肥料成分に富むので他の畜ふんや生ゴミ等と混合堆肥化し、ブロイラーふんは水分調整材を兼ねるべきである。堆肥化は密閉式攪拌発酵装置で一次処理後、堆肥舎で十分な後熟発酵を行わせる。脱臭装置は必須で、回収アンモニアの資源化が課題である。 |
カテゴリ | 肥料 環境負荷低減 経営管理 鶏 |