| 課題名 |
昆虫機能利用による未利用資源の有用物質変換モデルの作出(31) |
| 課題番号 |
27 |
| 研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所
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| 研究分担 |
遺伝育種・発生分化研
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| 研究期間 |
完5~11 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
鱗翅目昆虫の窒素代謝の特性ならびにタンパク質の合成・変換能力を明らかにする目的で、実験昆虫エビガラスズメの栄養(乾物、窒素)の利用分配を調べるとともに、主要血液タンパク質のアミノ酸フローにおける量的変動や生化学的特性を明らかにした。繭をつくるカイコとは対照的に、エビガラスズメの消化物の蛹への窒素留存率は84~90%と高く、アミノ酸の多くはアリルフォリン型貯蔵タンパク質として血液中や脂肪体に蓄えられ、蛹体の全窒素量のうち最大約25%を占めていた。エビガラスズメのアリルフォリン型貯蔵タンパク質は2つのサブユニット(αβ)から構成されるヘテロ6量体で、分子量は約48万であった。抗体を用いてcDNAをクローニングし、各サブユニットの全アミノ酸配列を明らかにするとともに、ゲノムライブラリーをスクリーニングして遺伝子の構造を明らかにした。αβサブユニット共にcDNAは約2.2kbpで、遺伝子は5個のエキソンから構成され、エキソン1からエキソン5までαが約3.2kbp、βが3.1kbpであった。塩基配列の類縁関係を調べたところエキソン部分でタバコスズメガのMA、カイコのSP-2およびキイロショウジョウバエのLSP-2と高い相同性が認められた。これらの研究成果は、エビガラスズメの遺伝子導入に関する研究に活用されるとともに、窒素代謝に関する研究として大学の研究者に受け継がれる予定である。
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| カテゴリ |
育種
カイコ
未利用資源
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