| 課題名 | 遺伝子導入用ベクターの開発による形質転換細胞の作出(37) |
|---|---|
| 課題番号 | 32 |
| 研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所 |
| 研究分担 |
遺伝育種・細胞工学研 遺伝育種・遺伝工学研 |
| 研究期間 | 完5~11 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 昆虫の培養細胞に外来遺伝子を導入して、異種蛋白質を生産する系としてバキュロウイルス遺伝子発現系が作出されているが、この系では遺伝子の永続的な発現は期待できない。本研究では、鱗翅目昆虫の培養細胞に外来遺伝子を導入する手法として、バキュロウイルス系以外の系を開発することを目的とした。新しい手法として遺伝子導入用ベクターを開発し、そのベクターを用いて培養細胞に外来遺伝子を導入して形質転換細胞系を作出するとともに、異種生物由来の蛋白質を効率的に生産する技術の開発をねらいとした。まず、前段階として培養細胞への遺伝子の導入法の検討を行い複数の細胞株において最適な遺伝子導入法および導入条件を決定した。その条件を用いてハイグロマイシン耐性遺伝子による形質転換細胞の作出に成功した。形質転換細胞は導入したベクターを半数体ゲノムあたり約100コピー保持していた。さらに形質転換細胞の作出効率を高めるため、トランスポゾンの利用を試み、piggyBacを用いたベクターの開発に成功した。GFPやトランスポゾンの利用については動物ゲノムの課題「GFPを利用したマーカー遺伝子のプロモータ活性の検出」に、形質転換培養細胞の利活用については経常課題「昆虫培養細胞株の樹立とその利用法の開発」に引き継ぐ。 |
| カテゴリ | 育種 |