昆虫生体防御蛋白質の探索,構造解析と合成制御機構(87)

課題名 昆虫生体防御蛋白質の探索,構造解析と合成制御機構(87)
課題番号 77
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所
研究分担 生体情報・生体防御研
研究期間 継8~12
年度 2000
摘要 昆虫の生体防御蛋白質は異物の侵入によりその遺伝子が活性化され生合成が始まるものが多数知られている。平成11年度は大腸菌によって誘導されるカイコ一酸化窒素合成酵素(NOS)の解析を目的とした。まずNOScDNAをクローニングしその構造を調べたところ、4700塩基(推定アミノ酸1209残基)から成ることが明らかとなった。既知の昆虫NOSと比較した結果、ヘム、カルモジュリン等の結合領域がよく保存されていた。次にNOScDNAをバキュロウイルスベクターを利用して大量発現させ精製を行い活性を調べたところNOS活性が確認された。平成12年度はカイコNOS抗体を作製すると共にcDNAを植物に組み込み形質転換体作出を試みる予定である。
カテゴリ カイコ

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