課題名 | 糖質による昆虫の蛋白質合成制御技術の開発(89) |
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課題番号 | 79 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所 |
研究分担 |
生体情報・生体防御研 |
研究期間 | 継9~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 昆虫の生体防御関連蛋白質の糖による生合成誘導を解析し抗菌性蛋白質遺伝子活性制御機構を応用利用するための基盤技術の開発を目的とした。平成11年度は転写制御因子STATのcDNAとゲノミックDNAの構造解析と遺伝子発現について調べた。その結果、カイコSTATは734個のアミノ酸残基からなることが明らかとなった。STAT遺伝子は、脂肪体、血球、中腸、マルピギー管、絹糸腺のいずれでも発現しており、また免疫、非免疫カイコのいずれにおいても同様に発現していた。平成12年度は、カイコSTATの抗体を利用し、糖質による細胞質より核内への移行を免疫組織化学的に調べる予定である。 |
カテゴリ | カイコ |