医用生体高分子材料の開発に関する研究(118)

課題名 医用生体高分子材料の開発に関する研究(118)
課題番号 109
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所
研究分担 機能開発・(上席)
研究期間 継8~10~(12)
年度 2000
摘要 病原細菌の増殖を効率的に抑制できる素材を作出するため、昆虫生体高分子である絹糸に抗菌性機能を付与する加工技術の開発を目指して研究を進めている。11年度は、金属イオン水溶液のpHと金属吸着量ならびに抗菌活性との関係を追求した。EDTA処理絹糸にはAg, Cu,等の抗菌金属が効率的に結合し、金属イオン水溶液のpHが酸性~中性領域であっても金属イオンが多量に吸着することが確認された。アシル化処理絹糸にAgを結合させた場合は、タンニン酸吸着の絹糸にAgを結合させたものより高い抗菌活性を示し、EDTAで化学加工することの有効性が明らかとなった。
カテゴリ 加工

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