課題名 | クワの組織培養・形質転換安定化技術の確立(161) |
---|---|
課題番号 | 149 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所 |
研究分担 |
生産技術・桑育種研 |
研究期間 | 完9~11 |
年度 | 2000 |
摘要 | クワではカルス等からの個体再生や形質転換の安定した技術が確立されていない。本研究では、これらの技術を確立するため、クワの不定芽形成におけるチジアズロンの効果および品種間差異、不定芽形成率の高かった品種である「縮桑」の特異形質と不定芽形成能力の遺伝様式の解明、および、昆虫由来抗菌タンパク質遺伝子等のクワへの導入などを試みた。その結果、1)多くの品種で0.001mMチジアズロンを添加した培地で、品種では特異形質を示す「縮桑」が不定芽形成率が高いこと、2)「縮桑」の特異形質は単一の優性遺伝子に支配されていて、この遺伝子は不定芽形成率を向上させる働きがあることが明らかになった。また、3)セクロピン遺伝子をベクターに組み込みタバコで発現させることに成功した。 |
カテゴリ | 育種 桑 栽培技術 新品種 たばこ 品種 |