脱皮ホルモンの受容と形質発現における分子機構の解明(184)

課題名 脱皮ホルモンの受容と形質発現における分子機構の解明(184)
課題番号 173
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所
研究分担 生産技術・蚕栄養研
研究期間 継8~12
年度 2000
摘要 カイコ前部糸腺において、幼虫脱皮時あるいは蛹化時に特異的に発現するmRNAをディファレンシャルディスプレイ法により検出し、66個のcDNA断片をクローニングした。それらのうち、幼虫脱皮特異的cDNAは1個のみで、データベース上に相同な遺伝子はなかった。蛹化特異的cDNAのうち4個は糖代謝やTCA回路などの代謝反応に関与する酵素をコードしており、他にはP450、カチオン輸送タンパク質などがあった。これらを含む22個の遺伝子の4、5齢期における発現をノーザン解析により調べるとともに、in vitroで絹糸腺を培養し、生体内でのホルモン環境を再現することにより、通常の発現パターンを再現できることを明らかにした。
カテゴリ カイコ データベース 低コスト 輸送

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