課題名 | 全齢人工飼料育の飼育管理技術の確立(189) |
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課題番号 | 178 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所 |
研究分担 |
生産技術・養蚕チーム |
研究期間 | 継11~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 全齢人工飼料育の実用化技術の確立を目的とし、全齢人工飼料育における繭成績の悪化原因を探るため、人工飼料育蚕の繭糸繊度が細くなることに注目し、その原因の検討を行った。全齢人工飼料育を行った場合、繭糸繊度が細くなる傾向が見られた。5齢期のみを桑葉育しても繊度は細いままであった。吐糸管外部形態の測定を行い、分散分析の結果、背面長、基部の厚さ、基部の幅および先端部の厚さに有意差が認められた。これらのことから、5齢起蚕時の吐糸管の大きさが繭糸繊度に影響する一要因なのではないかと考えられた。 |
カテゴリ | 管理技術 桑 低コスト |