寒冷地農蚕資源の生産・利用技術の開発-極細繊度生糸を用いた新規絹製品の開発-(209)

課題名 寒冷地農蚕資源の生産・利用技術の開発-極細繊度生糸を用いた新規絹製品の開発-(209)
課題番号 204
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所
研究分担 生産技術・蚕育チーム
〔委託:群馬県繊維工業試験場〕
研究期間 継10~12
年度 2000
摘要 絹の需要拡大をはかる目的で、極細繊度蚕品種「はくぎん」の生糸を用いて差別化・高付加価値化できる絹の新製品を開発する。羽二重の風合い試験を行ったところ、普通糸に比べて「はくぎん」の方が「しなやかさ」が大きく、「こし」と「はり」が小さくて柔らかさがあった。シルクジョーゼットの場合も、羽二重と同様な傾向を示したが、糸を強撚しているので「はくぎん」本来の柔らかさ、しなやかさが強調されなくなった。「はくぎん」糸で製織して精練仕上加工を行い、種々の染色後加工(絞り染め、塩縮加工、プリント)を行い製品化した結果、シルク/ソルブロン薄地織物の試作では、「はくぎん」本来の柔らかさ、しなやかさが強調された製品を製作できた。
カテゴリ 加工 高付加価値 効率的生産技術 需要拡大 品種

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