昆虫微生物での外来遺伝子発現系の作出

課題名 昆虫微生物での外来遺伝子発現系の作出
課題番号 87
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所
研究分担 生体情報・共生媒介研
研究期間 新11~13
年度 2000
摘要 共生している微生物を利用して、昆虫体内で特定の遺伝子を発現させる。そのために、共生微生物に遺伝子を導入し、昆虫体内に戻す技術を確立する。11年度は,候補となる微生物の探索を行い、12年度にはその特性解明と遺伝子の導入を試みる。最終年度には遺伝子の発現を昆虫体内で調べる。11年度において、対象微生物を決定した。この微生物は、ヒメトビウンカの組織を培養する実験において、偶然に培養されてきたものである。普通の細菌が繁殖できるPDAやPPGAなどの培地ではまったく増殖ができなかった。そこで、組織培養用の培地を用いて静置培養〔27-28℃)した。IPL-41にウシ胎児血清を添加したものがもっとも増殖に適していた。28℃でもっとも早く増殖がみられ、数日でコロニーが形成された。16S rDNA の配列から、酢酸菌(Acetobacteriaceae 、アセトバクター科)であることが判明した。16S rDNA の配列をもとに、この微生物を検出できるPCRプライマーをデザインした。数種の昆虫で微生物の感染を調べたところ、ウンカ類にだけ感染していた。
カテゴリ 繁殖性改善 ヒメトビウンカ

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