課題名 | トマト栽培における生産形態別評価法の研究(107) |
---|---|
課題番号 | 102 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
研究分担 |
施設生産・環境制御研 |
研究期間 | 完10~11 |
年度 | 2000 |
摘要 | トマト栽培に伴う正と負の環境影響を客観的に評価するLCA手法の開発を試みた。まづ、トマト土耕栽培の施設設置行程を7作業プロセス、栽培管理行程を11作業プロセスにわけて、各作業プロセスの投入資材の質と量、投入エネルギ-の種類と量、投入人力の時間、生産物と副産物の質と量、各種エミッション量を文献調査や実験から算定し、LCA計算の基礎となるトマト施設生産のシステムインベントリ-表を作成した。この資料に基づき、施設の長期土耕栽培トマトの環境負荷値は雨よけ栽培と比較し約8倍であることを明らかにできた。この研究結果を活用し、解析された各プロセスにおける資材、エネルギ-の投入量の削減方法、エミッション量の削減あるいはエミションが出ない代替資材の開発など、環境に優しい施設トマト栽培の開発が残された課題である。 |
カテゴリ | 環境制御 栽培技術 トマト 肥培管理 評価法 |