課題名 | LQC(光質制御)システム導入等による生育・開花技術の開発(222) |
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課題番号 | 224 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
研究分担 |
花き・開花制御研 |
研究期間 | 継9~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 花きの生育・開花における光、温度に対する応答を明らかにすることを目的とする。11年度は、短時間変温処理がパンジーおよびキクの花きの生育に及ぼす影響について調べた。昼間28℃、夜間18℃、12時間日長を基本に、夜明け、日没前後に3時間の8℃の低温処理を施した。その結果、パンジーの草丈伸長は、明後と没前の両変温処理区で抑制された。処理区間の節数に差が無いことから、草丈抑制は節間伸長の抑制によると考えられた。抑制効果が高い区では葉柄長が短くなったが、株幅、葉身長や葉色は他区と差がなかった。一方、キクの草丈抑制は夜明け前後の処理効果が高く、特に明後処理区で著しかった。このように短時間変温処理で、花き苗の草丈制御が可能である。 |
カテゴリ | きく 低コスト パンジー |