課題名 | ハーブ類の生体調節機能の脳波科学的解析(277) |
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課題番号 | 283 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
研究分担 |
花き・(上席) |
研究期間 | 完10~11 |
年度 | 2000 |
摘要 | ハーブの香りが情動に及ぼす効果を脳波科学的に解明するため、シソ科ハーブ類約280種を供試して、最初に葉の香り強度等の官能評価の結果と葉中の精油含有率および精油揮発速度との関係を検討した。しかし官能評価では一定の関係を見いだすことはできなかった。次に行った脳波データを基にした感性スペクトル解析では、精油の香りを嗅いだ時のリラックス度が200%以上高まるハーブ種としてフレンチタイムほか13種を挙げることができた。さらに感性スペクトル各成分を複合感情として合成し、爽快感はミント類で高まり、心地よさ感はミントのほかタイム類でも高まる特長を明らかにした。ハーブ生葉そのものの情動に及ぼす効果については、被験者への試料提示法など、実験手法が未確立のために検討できなかった。 |
カテゴリ | しそ タイム |