課題名 | ヒトアレルギー関与細胞株の樹立とその細胞機能の解析(292) |
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課題番号 | 292 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
研究分担 |
茶利用加工・製品開発研 (生研機構) |
研究期間 | 継8~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 10年度に樹立したダニ抗原特異的IgEを産生するヒトB細胞株及びIL-4を産生するヒトT細胞株の性状を解析し、T細胞株についてはヘルパーT細胞の1型(IFN-gamma分泌)及び2型(IL-4分泌)のクローンが混在している細胞集団であることを認めた。また、マウスマスト細胞を用いた抗アレルギー物質の検索により‘べにほまれ’等の紅茶系品種等の茶葉から精製した新規カテキン誘導体類(エピガロカテキン-3-O-(3-O-メチル)ガレート及びエピガロカテキン-3-O-(4-O-メチル)ガレート)のマスト細胞への影響を調べ、活性化初期に重要な役割を果たすチロシンキナーゼであるSyk、Btkの活性を抑制することを見いだした。 |
カテゴリ | 機能性成分 茶 評価法 品種 |