課題名 | カメリア類のサポニン利用製品の開発(293) |
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課題番号 | 293 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
研究分担 |
茶利用加工・品質化学研 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 11年度は(1)チャ種子サポニンはチャ炭疽病菌胞子の発芽および成育を促進するが、発芽した胞子の付着器形成を阻害し、茶葉への侵入を抑制することから、結果として防除効果を示すことを明らかにした。(2)フジツボキプリス幼生忌避活性及びムラサキイガイ忌避活性においては、共にチャ種子サポニン10000倍希釈濃度で効果のあることが確認された。活性評価基準物質である硫酸銅と同等の活性が認められたことから、海洋付着物防除剤としての実用化が期待される。(3)チャ種子サポニンは養液栽培におけるチンゲンサイの生長をむしろ抑制する傾向にあることを明らかにした。 |
カテゴリ | 病害虫 機能性成分 炭疽病 茶 チンゲンサイ 評価基準 評価法 防除 養液栽培 |